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病診連携を円滑にする水先案内人になりたい

患者さんやクライアントの足に携わる上で、下記のような悩みはありませんか。

「違和感はあるが、専門病院を勧めるかどうかの判断が難しい」「困りごとを相談したいが、どこへしたらいいか分からない」「専門病院に紹介したいが、敷居の高さを感じる」


これまで専門病院の中で下肢救済に携わってきました。そこでは手間を要する多くの重症患者さんが受診されます。

「もっと早く連携できていれば、患者さんも医療従事者も楽だったのに」と感じることがしばしばありました。


なぜこのようなことが起こるのでしょうか。


「適切なタイミング」を専門でない人が判断するのは困難で、決定的なことが起こらない限り紹介しにくいもの。


一方専門病院は、当然専門的治療で忙しい毎日です。

治療内容を紹介元へ伝えることはできても、ケアや管理方法詳細、再コンサルトのタイミングまで紐付けて伝えることが難しいのです。

それでも孤軍奮闘、円滑な連携を目指して「連携ファイル」などのツールを考案したり、地域における早期発見のためのハンズオンセミナーを開催したりしてきました。


上述した経緯から、

「病院を出て、皆さんに近い“足の専門家“なったらお役に立てるのではないか」

という考えに至り、このたび病診連携における新しいポジショニングとして「足の診療所」を作ることにしました。


診療所名は「富士 足・心臓血管クリニック」。

開院は2021年7月2日(金)。6月27日(日)には内覧会も予定しています。


「専門的治療を理解してくれる」「その後に起こり得るトラブルやその回避法を伝えてくれる」「日常的なアドバイスをくれる」

そのような存在があれば、もっと気軽に相談できるのではないでしょうか。

そしてこの新しい船出が病診連携をより円滑にすることにつながってくれれば。そう願ってやみません。


皆さんのさらに近くに寄り添って、一緒に歩んでいきたい。それが私の想いです。


「HerculesとAlcatraz島」(林 尚美 作)

「このタグボートは1907年に作られ、小さいながらも大活躍しました。これを見に、今もたくさんの観光客が訪れます。私のお気に入りです。

100年以上経った今もきれいに保たれ、凛とした姿で海に浮かんでいます。(林 尚美)」

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